2014年12月29日月曜日

機龍警察シリーズ

数年前から月村 了衛の機龍警察シリーズを読んでいます。

テロや民族紛争の激化に伴い発達した二足歩行の兵器が持ち込まれて起こる国内テロ、それを阻止すべく警視庁が導入した新型機“龍機兵”、それに乗る警視庁が契約した3人の傭兵、それを運用するために設立された特捜部、何もかもが特別扱いとなるがために起きる警察内での軋轢に苦しむ特捜部捜査員、そして龍機兵の秘密を狙う謎の組織・・・という作品です。

最初の「機龍警察」は文庫だったこともあって、2010年にとりあえず買って流し読みした感じでした。コンセプトは分かるけど、なんとなくしっくりこない感じでした・・・

2011年の「機龍警察 自爆条項」はどはまりでした。いや~単純にすごい、面白いと思いました。
北アイルランド紛争のことを日本の小説で読めるとも思いませんでしたし、描写も浮いた感じがなく、深くて、新鮮でした。
(「自爆~」がシリーズ中一番面白いと思います。)

その後の「機龍警察 暗黒市場」、「機龍警察 未亡旅団」と読み続け、シリーズ外ですが自衛隊ものの「土漠の花」にいって、「機龍警察 完全版」と読みました。

「完全版」は最初の文庫版で出たものを加筆、巻末に著者の解説等を収録してあります。

著者解説にも書いてありましたが、このシリーズはロボットものではないんですね。
警察にロボット部隊?があるので、パトレーバーに似た設定と言えなくもないですが、こちらはあくまでも警察小説ですね。日本にテロが流入するということだけだと、大げさだったり、嘘っぽさがでてしまいがちなので、ロボットというSF要素を盛り込んで「そういうのもあり」にしてしまっているんですね。

この「完全版」は、文庫で最初読んだときのしっくりこない感がなく、楽しめました。
しっくりこなかったのは、次作以降の「自爆~」、「暗黒~」で描かれる部分の触れ方が、唐突かつ不十分だったからだと気づきました。いろいろと盛り込みすぎで消化しきれていない(または読む側が消化しきれない)のだと思います。両方を読んだあとだと、しっくりきました。

で、今、最新作の短編集「機龍警察 火宅」を読み始めました。いきなり思いっきりの警察小説でした。これはこれでよい感じです。

短編もよいですが、早く長編の次回作を読みたいです。

ハブの掃除

年末なので、お掃除モードということで、前後ハブを掃除しました。 雨中走行も何回かしましたし。

今のホイールは6800アルテのハブにMavic Open Proのリムという手組です。

アルテハブのバラし方はたくさんブログで紹介されていたので、それに倣ってバラし始めました。
意外と簡単で構造もシンプル。グリスが黒くなっているところもありましたが、問題なし。
とりあえず掃除してデュラグリス塗ったくって組み直しました。

想定外だったのがフリーのラチェット部分で、シマノはばらせないんですね。

以前もってたMavic完組はラチェットのミネラルオイル交換で、ラチェット音が無音に近いくらい静かになりました。(そのうちだんだん音が大きくなるんですが・・・)

フルクラム(カンパも?)ラチェット部分は簡単にばらせそう。

シマノのラチェット部分はわざわざ14mmのレンチ買ってきてばらしましたが、アッシーとなっていて肝心の爪?でひっかかる部分はばらせず。せっかくフリーハブグリスも買ってあったのに・・・
展開図見るとこれ以上ばらすと組立できませんともありました・・・

フリーは何かあったらアッシー交換となるんですね。

ということで、今一つスッキリしないまま今年が終わりつつあります。

2014年12月28日日曜日

ママチャリでIngress

今さらかもしれませんが、少し前にIngressを始めました。

スマホでする陣地とりゲームです。こんな感じ(世界地図)で世界中で二手に分かれて自陣の領域を増やしていきます。

勤め先のある大阪市内ですと、陣地の頂点になったり、レベルUPのポイントがもらえたり、アイテムが入手できる「ポータル」が多数あるので、通勤の途中で一駅歩いてポータルをHack(ポータルにアクセス)してます。但し、自宅はほどよい(?)田舎の郊外なので、ポータル密集地帯もなく、ポータル間の距離もあるので徒歩だとつらいです。

ということで自転車を利用します。但し、ポータルがあるところは、 住宅街だったり駅周辺だったりするので、ロードバイクはなにかと不便です。そんなこんなで少し前にご近所散策用に買った中古のアルベルトで出陣です。ママチャリというか通勤通学用のシティサイクルですね。



アルミフレームですが、軽くないです。タイヤも太くて坂もしんどいです。しか~し、一発二鍵でセキュリティ面も安心。前ライトはハブダイナモで自動点灯。後ろのライトは太陽電池で自動点灯。完璧じゃないですか。

でも、ポータルになっている人通りの少ない住宅街の中の神社の前で、自転車止めて熱心にスマホいじってるオッサンは十分不審者ですが。(^-^;

通勤時と休みの近場を回りでやっとレベル4です。まだまだ道のりは遠いです。

昨日奪取した近所のポータル。今朝の5時前に奪取され返されました。
朝の5時ってどんだけ頑張ってんだ・・・

2014年12月23日火曜日

VivoSmartJ購入

Vivofitを5月から使っているわけですが、Garmin関係の情報を漁っていたら、Vivoの新製品が・・・
2~3日悩んだ末に結局購入しました。VivoSmartJです。

Jがついているので、日本語表示ができるということかと思いますが、Jなしが日本語表示できないかどうかは不明です。(以下Jの表記は省略。)

とりあえずVivofitとVivoSmartの外観の比較です。
 VivoSmartの方がだいぶ細身です。
VivofitはLサイズのベルトです。VivoSmartは、先人のレビューで少し大きいということだったので、
Sサイズを購入しています。それもあってfitの方が更に大きく見えるかもしれません。
(fitはSサイズのベルトも付属。smartはベルト交換不可。)

fitはバックライトなしの液晶で、smartは有機ELなので文字が発光します。
常時発光はできませんので、発光させないと文字が見えず、表示部が面一なのでベルトと一体感があります。

ベルトの形状も違います。穴が丸になりました。
 個体差もあるかもしれませんが、ベルトはsmartの方がはめにくいです。
VivoKeeperというベルトの外れ留めも両方ありますが、そちらもSmartの方が
はめにくいです。そうそう着け外しもしないので、それほど問題とはなりませんが。
(VivoKeeperは、fitはユーザー登録か何かで後で郵送されてきました。smartは付属。)


とりあえずの感想ですが・・・
・Bluetoothがたまに切断される。再接続にはキー(数字6桁)の入力が必要で煩わしい。
・表示部分をダブルタップで文字表示するのだが、たまに反応しないときがある。
・スマホ連動で、通知をバイブレーションで知らせてくれるのは便利。←これが購入決定の理由
・文字表示部分は普段黒くてベルトと一体化されているので、そこをダブルタップ、
 スライド、長押し等の操作はちょっと未来的で面白い。
・ダブルタップは反応が悪いときもあり、操作が面倒だが、腕時計を見るポーズ
 (腕を上げて文字盤を顔に向ける)で文字表示ができるので、腕時計替わりとしてまあ使える。
・バッテリーもそれなりにもちそう。
 (残量表示がおおざっぱなので、よく分からないという話も・・・)

という感じです。

概ね満足していますので、VivoSmartJへ世代交代となります。

2014年11月18日火曜日

Volt三兄弟

結局買ってしまいました。Volt700。

というわけで、Voltが三つ。














 300と700。少し700が長いです。

 レンズの大きさも700が少し大きいです。
バッテリーの長さ、直径は一緒。底面に電圧、電流、容量の記載あり。
当然700の方が容量大です。
















700のバッテリーは横に3.1Ahの3.1の記載あり。3桁数字はロットNo.でしょうか?
Oリングの色も違います。300は黒で700はグレー。
















明るさ、ランタイム、照射面積、モード切替の違いは他のブログ等でいっぱい書かれていると思うので、細かいですが他の違いを一つ。

ハイパーコンスタントのテンポが変わりました。300と1200のパッパッパッに対して、ウンパッウンパッウンパッと一呼吸タメが入って少しゆっくりになりました。個人的には目障り感が減ったと思います。まぁ、あんまり使わないモードですが・・・

Voltのあと二つ、50と100はさすがに使い道がないので買いません。

2014年11月17日月曜日

南河内のしんどい坂

寒くなってきましたし、日照時間も短くなってきて、自転車で遠出もしにくくなってきましたので、自宅の近場をうろつくことになります。
贅肉たっぷりで、登れな~い下れない~の私ですが、挑戦心はありまして、思わず坂を登ってしまいます。
有名無名?の近場のちょっとしんどい坂を3つほどご紹介します。

1)願昭寺のショートな坂
長さ500mくらいでしょうか。当方のような初級者の激坂のダンシング練習にちょうどよいです。前半は平均10%ちょい、後半は平均14%くらい?
(私道なのかもしれませんが、ルートラボで最後まで引けなかった・・・)






遠くに見える赤い五重塔まで登ります。
入り口。




















いきなり12%くらい。

住宅街を抜けるとちょっとだけ緩く8%くらい。





















そこから12%→15%くらいへ。




















15%超をへこへこ登り、












ゴール。





















2)オレンジライン
河内長野の獄山を登る道です。1.5kmで150m登るので平均斜度10%です。




入り口。


12%くらい。




















くねくね曲がりながら登ります。












途中8%くらいのところもありますが、概ね12%くらいでしょうか。




















途中視界が開けるところでは、葛城山と金剛山が。












最後の13%くらい。

ゴールのかんぽの宿。

3)岩湧山
岩湧山は河内長野駅方面から登るルートと、滝畑ダムから登るルートがあります。
両方きついですが、比較すると後者の方がきついです。


河内長野駅方面からのルート




滝畑ダムからのルート

写真は滝畑ダムからのルートです。4.3kmで319m登りなので、トータルの平均斜度は低めですが、後半が文字通り山場です。
最初の1.8kmは小さな峠を越えてのちょっとした下りもあり、それほどではないですが、後半は20%くらいの部分もあり、途中の1.5kmくらいの区間は平均13%です。

滝畑ダムから少し入ると12%超のはじまり 。




















 ちょっと斜度緩んでからの13%。




















へこへこ登っていくとトンネル。中は照明なしの辺りに人気なしで、ちょっと雰囲気あり・・・

 トンネル越えるとちょっと下り。




















 再度登りの始まり。今の季節は落ち葉多くて、気を抜いているとスリップします。
きつめの斜度が続いて、かなりしんどいです。後半は斜度が緩むところもあまりなく、我慢勝負になります。





















で、ゴール。
ちなみに河内長野駅方面からのコースの方は、途中休める区間も若干あるので、滝畑ダムからのコースより少し楽に思えます。それでもなかなかしんどいです。






2014年10月26日日曜日

6800アルテにしてみて

10/22に海外から届いた6800アルテグラのグループセットを、平日夜に2日がかりで組み上げました。ブレーキとフロントディレイラーは既に6800になっていたので、それ以外です。アウターケーブルの長さ調整に手間取り、計5時間くらいかかってしまいました。

フル6800になり、当然というか、操作は軽くなって楽になりました。変速も気持ちよく決まります。11速化の方はメリットもデメリットもよく分かりません。(^-^;

今さらの情報ですが、はっきりと分かる変化は、
・小レバーを操作して変速するタイミングが、「押したとき」ではなく、「押して戻すとき」に変わった。(最初ちょっと違和感。)
・レバーはかなり外側へ曲がった形状になった。(操作はしやすいが、最初は違和感。)
・チェーンの表裏がなくなった。(ちょっと悩んでしまった。)
・チェーンがSIL-TECで、オイル漬けになっていない。(ベタベタネチョネチョしない。)
・11速のミッシングリンクは本当に手ではめられない。(手でだめなら脚で・・・ はずすのは専用工具必須かと。)
・ブラケットが細身になり、ダンシングで振りやすくなった。
くらいです。

それと、既に使っていたポリマーケーブルの方ですが・・・

今回、場合によってはインナーケーブルはそのまま使って、手間はぶき&貧乏くさいことをしようと考えていましたが、アウター出口でポリマーの細い糸が毛玉のように固まっていて断念しました。この毛玉がやっかいで、ポリマーの細い糸を結構な範囲で切らなければならず、それも手間がだいぶかかりそうだったので、結局ケーブルカッターでインナーケーブルを切りました。

ポリマーケーブルは6月からなので5ヶ月くらいしか使っていませんが、見た目がだいぶ悪くなっていました。操作はそんなに重くなったということはないですが、見た目はアウトです。値段は安くはないので、交換タイミングが難しいかも。

2014年10月25日土曜日

6800アルテへの道  CRCの罠の巻

愛車Focus CAYOは6700アルテグラで、ブレーキとフロントディレイラーが6800になってます。
これをフル6800にする作戦を発動しました。

まずは市場調査です。6800のセットの価格と前述のブレーキとFD以外の部品の価格を比較すると、セットの方が値段が安いという結果に。セットの割引侮りがたしです。

ということでセットの安いところを探します。高いところは9万円くらい。安いところで7万円後半くらいでしょうか。

ふとメールをチェックしていると、海外通販のCRC(Chain Reaction Cycles)からのメールが。
コンポ10%オフとな。ということで値段を調べると、割引後の送料無料で66,000円ほど。1万円の節約と。円安ですが、国内より安いですね。 

定価176,998円の63%オフとふざけたことになっていますが、割引後の価格は安いのでCRCに決めました。

10/16に注文し、 イギリスから10/22に到着。まあまあ早いですね。で、消費税3,000円・・・7万円に近くなってきました。

開けてみると・・・
海外通販の梱包。(^-^;; 小物はプチプチの袋です。
 中身をチェックすると・・・

ブレーキケーブルのインナーとアウターなし、シフトケーブルアウターなし、チェーンはコネクタピンなし・・・ 国内のセットだとこれらは含まれているようですが・・・

箱なしでプチプチ包装なので、市販用のパーツではないのかもしれません。量販店に組立用で卸すもの?

やむを得ないので、ブレーキケーブルセット(ポリマーの高いやつ)とミッシングリンクで5,000円弱の追加費用と。

消費税と不足パーツ加えると国内とほとんど差がないことに・・・
まぁ、こういうこともありますわ。(-_-)


2014年10月13日月曜日

丼ぶり食べにちょっとそこまで

グルメサイクリングをしたくて、前から気になっていた丼ぶりを食べに出かけました。
目的地は和歌山。サイクリング仲間のSさんと出かけました。羽曳野から片道80km、160kmちょいの予定です。

ちょうどだんじりのシーズンなので、途中何回も遭遇します。
横をすり抜けられればよいですが、規制されることもあり、回り道探して右往左往することも。




ルートラボで引いたコースが自動車専用道だったというミスもあり、当初と少し違うコースとはなりましたが、無事和歌山に到着。深山湾から加太港の海沿いの道を進みます。
11:30過ぎに目的地の満幸商店に到着。3連休の初日ですが、明日から強力台風が来るということもあり、道中観光客らしき人を全然見ませんでしたが、さすがに有名なのか、お店はそれなりに混雑していました。当方2名でしたので、さくっと入れましたが、人数多いと外で待つ必要がありそうです。

お目当てのしらす丼、但しノーマルです。大盛りもあるのですが、十分なボリュームです。
タレ(だし醤油?)に入った梅を崩しながらちょいちょいかけて食べます。
湯引きした鯛の刺身です。味が3種類あります。



わさびスープうどん付です。鯛の身や骨でとったスープにわさびを少し入れながら食べます。
鯛のだしはうまいです。わさびもアクセントになりよい感じです。うどんも正解です。



全部うまいです。(^-^)
他にもいろいろと食べたかったのですが、帰りを考えるとこれ以上はちょっと厳しいかなと。

お腹いっぱいでぺダリングもしんどいながら、二番目の目的地に向かいます。

サイクリングといえばダムカード。和歌山市から紀ノ川を登って紀の川大堰に到着。



名前の通り、ダムではなく堰です。貯水ではなく水の流量調整をするようです。

ダムカードは堰の横にある「水ときらめき紀の川館」でもらえるのですが、休館日は土曜日。
そしてこの日は土曜日。ということで、封書作戦です。ダムカード送付の依頼文と送付用に切手を貼った封筒をポストに入れて帰ります。
さて、実行というところで入り口横に「ダムカードが必要な方はインターホン・・・」とあります。ピンポ~ン・・・ということでもらえました。本当はダメらしいです。休みだけど特別だよということでした。ラッキーでした。

恒例のSさんの記念撮影です。ダム(今回は堰)を背景にダムカードをパチリ。


この日の目的も果たしたので、さくっと帰路につきます。帰りもだんじりを横目に走りつつ無事帰宅できました。

2014年10月5日日曜日

自動です。Crops Ez400mu

最近購入したリアライトがこれです。CropsのEz400mu TAIL LIGHT。
ちょっと変わっている?ので、購入後に調べたら、少し前に複数のショップのブログに掲載されていました。5LED、USB充電式、4モードです。
 モードは点灯、点滅、チェイスフラッシュ(ナイトライダーみたいなやつ)、それと自動。

ショップをプラプラしているときに見つけて、自動?ということで購入しました。
ママチャリ用は普及していますが、スポーツ車用としては自動が珍しいのでいろんなショップブログで取り上げられていたようです。

では、自動とは何か?

まぁ、普通に暗くなると点くだけです。(^-^) 
ママチャリ用と同様にちょっとかしこく、振動センサーもありますので、暗い&走っているときに点滅します。

遠出すると予想以上にトンネルがあり、ライトを点けたり消したりでストレスになることもあったので、便利かなと思い購入しました。

ということで、試してきました。トンネルに入るとすぐに点滅します。レスポンスよしです。明るさも十分です。トンネル出ると1分程度点滅した後に消灯します。安全サイドなのでよしです。

あとは、暗めの道の木陰など、トンネル以外でも点滅しますが、安心面から言えばよいかと思います。振動センサーもちゃんと機能していて、夜でも自転車を立て掛けてしばらくすると消灯しました。

例えば、後ろのクルマがHIDの激明るいライトだったら消えるのか? ということで300ルーメンのLEDライトを至近距離からあてましたが、消えませんでした。センサーは点灯面の裏側で、これ以上の条件もないと思うので、問題ないでしょう。

あと、便利だなと思ったのがスィッチ2秒押しのバッテリーの残量表示で、光るLEDの数で残量が分かります。Volt300とかの赤ランプのみよりはるかに便利です。

現在のリアライトの状況はこんな感じです。Ez400mu以外に2種類三か所。
フィジークのサドルライトは夜間に点けっぱなしなら問題ないですが、トンネル通過のスィッチON/OFFを走行中にするとミスることが多く、点いているかどうかも分かりにくいので、停車してONしないと厳しいです。

ハンドル両エンドに付けたFAR & NEARのライトは、ON/OFFを確認しやすく便利ですけど、明るさが今一つだったので、Ez400mu投入後は万が一のときの保険になりました。

2014年9月28日日曜日

大台ケ原

ずーっと気になっていた大台ケ原にチャレンジしてきました。先週ダムカードもらいにR169通ったら大台ケ原の案内表示があって、「あれ思ったより近い?」ということで自走で行ってきました。

羽曳野からR309、R169、大台ケ原で折り返しです。 自宅から往復概ね190kmくらいなので、明るいうちに帰宅できるように早めに出発しました。距離は大丈夫ですが、登りがルートラボ読みで獲得標高3,500mとなっていましたので。

朝5時に起きたら真っ暗・・・ そう言えばこの前秋分でした。夜明けが少し遅くなってます。ようやく少し明るくなってきた6時少し前に出発。

まずは自宅のある羽曳野から奈良へ山を越えます。いくつかルートがありますが、今回の最短ルートになる水越トンネルを目指します。
石川沿いからR309に。ちょっとずつ登りはじめ・・・
スカルの世界(?)を過ぎて





標高約400mの水越トンネルへ。
トンネル越えたら奈良。よい天気です。


下りのループ橋を気持ちよく下ります。
R309から下市口まで行き、R169で吉野へ。

吉野のローソンで朝食と飲み物、補給食を購入。ハイシーズンの春は吉野はとんでもない混雑ですが、季節外れでも朝から結構クルマがいます。ここから大台ケ原までの約50kmで、コンビニはありません。道の駅1ヶ所と飲み物の自販機は点在していますが、買い物の選択肢はほとんどなくなります。



朝食を済ませて、先週も訪ねた大滝ダムを目指します。ダム直前の坂以外はほぼ平坦です。
今回は用がないので、さくっと通過。
大滝ダムから少し行くと「道の駅杉の湯川上」。まぁ、軽食とかお土産程度です。役場とか温泉とかあって、ここだけ建物が密集しています。軽量化と飲み物補給して出発。
大迫ダム。ここも先週来ているので、さくっと通過。ここから登りがはじまりはじまりー。

へいこら登っていると、遠くに噂のループ橋が。

なかなか近づかない・・・



まだかよ。
 あと少し。(写真向かって左端)

 やっと到達。前後トンネルで、1周するループの半分以上はトンネルです。
ループ橋過ぎて少し行くと入り口が。有名な観光地のわりに微妙な雰囲気。ちなみにこの写真の反対方向に自動販売機があり、このあと頂上までの20kmはお店も自販機もなく飲み物は買えません。
最初の数kmはそこら辺によくある林道のような狭い道で、クルマのすれ違いに気を使うくらいの道幅です。それなりにクルマも通るので、結構面倒くさいです。斜度は7~10%くらい。まあまあしんどいです。

路面がましになり、幅も少し広くなると斜度も少し緩みます。半分くらいが7%、2~3%も交えつつ、ちょっとだけ10%超。それほど苦しい登りということもなく淡々と登ります。ただし、ここでまだ4分の1しか進んでいないことに気づきます。あと15km。

途中は視界がひらけると周りの山が見渡せて、眺めはよいですが、正直それほど感動もなく、「ふつう・・・」 という感じ。だんだん飽きてきます。

残り5kmくらいからちょっとずつ両脇の感じが変わってきます。木の高さが低く、草も少ないです。高原の様相。

ここまで1台も自転車と遭遇しませんでしたが、後ろから2台近づいてきました。荷物もなくヒルクライム練習しに来ましたという感じです。
「こんにちは~」と声をかけられ、それに応えます。「自走ですよね。吉野で抜いたんですよ。」とのこと。さくっと抜かれました。

そういえばルーフに2台積のクルマを吉野で見ました。心の中で「自走じゃないのかよ。オトコじゃねえな・・・」と思ったような思わなかったような・・・

帰りの下りでも「すみません~」と声をかけられ、さくっと抜かれました。とってもよいひとそうなので、生意気なことを思ってごめんなさい。m(__)m

最後は斜度も緩みますが、結構だらだらと登り、やっと到着。 
お昼時なので駐車場はクルマでいっぱい。 1台も空きがなく、後から来たプリウスが駐車場内をうろうろしてました。

駐車場からは「これぞ大台ケ原」というような風景は全く見れません。ここからハイキングで少し歩かないと、本などで見るあの景色は見ることができないようです。

晴れ間はありますが厚めの雲もあり、「世界有数の雨が多いところ」なので、少々不安がよぎります。400日雨が降るとたとえられるとか。(-_-;;
昼食どきなので、食堂で食べる予定でしたが、予定変更。飲み物だけ飲んで降りることにしました。
最近奈良方面で雨に降られることが多くて雨男になりつつある?こともあり、これに「世界有数・・・」なので。

温度はガーミン読みで17度だったので、ウィンドブレーカーを着て下り始めました。少し下ると手も冷たくなり、指付のグラブに交換しました。ダウンヒルはかなり寒く距離も長かったので、持っていって正解でした。

下りは登りより格段に速いですが、下りも長い。飽きます。 途中から雲も薄くなり、その後青空が広がってきました。雨男疑い+世界有数~には勝利です。

最初の斜度きつめ区間で登ってきたソロ2台とすれ違いました。結局、大台ケ原で遭遇した自転車は前述の2台を含めた4台です。意外と少なかったです。

 大迫ダムまで戻るとやっと暖かくなってきたので、ウィンドブレーカーを脱いで、グラブも指なしに交換。ちょっと下って「道の駅杉の湯川上」で山菜そばを食べて一服。

上の寒さと比べるまでもなく、暑い。日差しが強く暑いです。上とかなり温度が違うように感じます。
アームカバーもとって走り始めました。

途中川沿いの直線道路を悠然と歩く動物に遭遇。黒っぽくて丸かったので、クマ? 小さいからコグマ?
近づくかどうか躊躇していると振り返りました。恰幅のよい猿でした。すごい速さで歩道脇の3mほどのフェンスを登り、フェンスの上からこちらに一瞥。カメラを取り出そうとしたら、山へ入っていきました。

猿が襲ってきたらどうしよう。ダッシュで逃げられるのか? 背中に飛び乗られたらバッグを外して・・・ そういやクマは荷物とか服とか囮にしつつ逃げるとかあったな。猿も同じか? でも、最後はストリップ状態だな・・・ などと余計なことを考えつつ吉野から大阪方面へ向かいます。

 この先が水越トンネル。
  朝通ったループ橋目指して登ります。
 

水越トンネル越えたらほぼ下りのみで、石川のサイクリングロードへ。
石川サイクリングロードに来たところで、うおっ、あ、あれは・・・ 塔のような何かが燃えている・・・

あ、PLの塔が燃えている!!

まぁ、夕日がかかっているだけですけどね。(^-^)

羽虫の大群と戦いつつ、サイクリングロードを下り帰宅。パンク等のトラブルもなく、無事明るいうちに帰宅できました。

大台ケ原の感想ですが、景色等の感動は思ったほどでは・・・ という感じです。
周りの山々は見下ろせますが、高野山とかでも同じような感じですし、長い登りのあとのご褒美としては・・・ やっぱり上でハイキングしないとダメですかね。(^^;;