2014年4月29日火曜日

インドメタシン

バンテリンの塗るタイプを購入。

BRM426で膝が痛くてしんどかったのですが、PC4で他の参加者からバンテリンをお借りして、
その後の走行で何気に楽だったので本日買ってみました。

「効く成分」としてはインドメタシンですが、他の製品の成分でフェルビナクというのもあります。(仮面ライダーの敵?)

どっちが効くのか分からないのですが、とりあえずインドメタシンのバンテリンを買ってみました。

まだ踏ん張ると膝が痛かったので、試しに使ってみると・・・ かなり楽に。

逆に効きすぎてちょっと怖いので、ここぞという時に使うようにします。
(痛みは体の危険信号ですから。)

ブルべでは必需品となるかも。

2014年4月27日日曜日

BRM426泉佐野 こんなはずじゃ・・・の巻

行ってきましたBRM426泉佐野。初めての300kmブルべ。
泉佐野200kmを延長して300kmにしたコース。

りんくうから

青山高原の風車まで行って

 引き返すというコース。

天気もよく、紀ノ川沿いの名物?の風もほとんどなく、絶好のサイクリング日和でした。

青山高原の上りは予想より長くしんどく、140kmのあとに上るにはこたえましたが、
まぁ、これくらいは味付けの範疇ということで。

折り返しのPC3、青山高原の風力発電の風車の迫力と眺望はなかなかのものでした。

で、今回のトピックとしては・・・パンクでして、パンク修理を5回するという、
なかなかのレアな体験でした。

1回目、130kmでリアがスローパンクチャー。チューブ交換。
初めてCO2カートリッジを使用。楽なのでちょっと感動。

2回目、170km地点でフロントスローパンクチャー。予備チューブなく、パッチで修理。前後リム打ち?

3回目、200kmちょいのPC4で出発しようとしたらフロントがぺちゃんこ。パッチで修理。

4回目、PC4から1kmくらいのところでフロントバースト。修理ミス・・・
リアのパンクチューブに交換。漏れの位置が特定できず修理なしで使用。
30kmくらいしかもたない・・・ 定期的に空気いれつつごまかす。

5回目、260km地点で他の参加者から譲ってもらったチューブでフロント交換。

下りで40km/h超で穴につっこんだこともあったので、リム打ちかと思っていましたが、
帰宅後調べるとそうではなく何かが刺さったようでした。スローパンクチャーなので
極小さい穴ですが。

そんなこんなで何とか完走できました。復路ではパンクが完治しなければ
どうやって帰ろうかと手段を真剣に悩みましたけど。

今回の教訓
・ついてないときは想定の更に上をゆく(こともある)
備考
・CO2カートリッジ最高!! (今回は1本だったが、次回からはもっと持っていく。)
・今回投入した手組ホイールのリム、マビックOpenProCDに新品パッドは
 予想以上にブレーキが効く。
 ホイールも軽快感ないが、ギャップの振動が適度にマイルドで良。

2014年4月15日火曜日

膝裏が痛い

最近自転車で100km超を走ると膝裏が痛くなります。
正確に言うと、100kmで登る程度の獲得標高をこなすと膝裏の筋が痛くなるのと、
膝が抜けそうになって力が入りません。

その後2日ほど経つと痛みはなくなるんですが・・・

Google先生で調査すると、どうもサドルの高さが云々と出ます。

そういえば、少し前に雨中走行のドロドロを掃除したときにシートポスト抜いて、
微調整が面倒だったんで、まあいいかで5mm程上げたような・・・

ということで5mm下げました。下げてから長距離を試していないので、
このわずか5mmが原因かどうかはいまだ不明ですが。

まぁ、ここ1カ月で5回長距離で、約900km、12,000m超登っているので、
いい加減若くない体にガタがきているのかもしませんが・・・

長距離で膝の痛みが出るようだと、4/26にある初の300kmブルべが不安です。

2014年4月10日木曜日

BRM406大阪 本番の日(後編)


名張へ抜けるために3つめの桜峠を登ります。標高586mです。

この峠が当方のレベルではしんどくて、平均斜度7%で5kmほどあります。
登り序盤から再度の土砂降りになり、またしても心が折れました。

脚もすでに疲労溜りまくりで、何も考えずに漕ぐことを単なる繰り返し作業
にして、ほんとにゆっくりゆっくり登ります。

少しするとIさんに追いつかれました。Iさんのサイコンが使えず距離が
分からず、キューシートも使えないので一緒に走ることに。

桜峠を越えて名張に入り、Iさん先頭で進みます。
PC3のローソンへ行くために交差点を右折するのですが、Iさんは
そこそこのスピードで交差点をまっすぐ突き抜けてしまいました。

「ちがう、ちがう。待った。待った。」「そこ、みぎみぎ!!」と叫ぶも
ちゃーっと走っていって見えなくなり・・・

脚はとっくに売り切れで追いつくなんてできそうもないし、時間の貯金もないので
Iさんごめんなさいということで、ひとりで右折。PC3を目指します。

名張のPC3に到着。

天気はよくなって日差しも 暖かい。でもちょい風強し。
貯金は約1時間。ゴールまであと74.5km。普通なら全然問題ないのですが、
これからの峠が問題で・・・

Iさんのことも気になりましたが、オダ近のK野さんいわく「標識見れば帰れるでしょ。」 と。
そりゃそうですね。結局Iさんは来ず、こちらも余裕がないので早々に出発。

名張川 沿いの平坦な道を進みます。

散々登ったあとなので、平坦最高!!なのですが、不幸にも突風が・・・
前輪をあおられながら根性で進みます。少しすると山の影になって風の影響も
少なくなり、マシにはなりましたが、今後は上りが始まりました。

細かい上り下りを繰り返しながら水間トンネル目指します。
このころにはウェアも乾いて寒くはありませんでしたが、疲れた体に上り下りが
こたえました。ここでも何も考えずにゆっくりゆっくり登ります。

すると三度? Iさん登場。追いつかれました。
ミスコースでだいぶ余計に走っているはずですが、さすが元気です。
そのままいっしょにトンネルを目指します。

標高540mの水間トンネル到着。

ここからは下りが続き、一息つけました。
あとは奈良の市街地を超えてラスボスへ挑戦となります。

奈良の市街地に入ると他の参加者2名と一緒になり4名で進みますが、
信号でひっかかってしまい途中から一人になりました。

 8kmほど往路と同じ道を進み、ラスボス榁木峠です。標高は269mと高くは
ありませんが、平均斜度12%の激坂で、下りも30%もあろうかという過激な峠です。
当方の実力とここまでの疲労では、頑張るどころの話ではなく、夕暮れ時の
狭い峠を一人で休み休みなんとか越えました。

この峠は途中住宅地になっていますが、暗峠といい、何をどう考えたら
ああいう斜度の道路を造ることになるのか不思議です。


ラスボスを倒した(?)ので、あとは信貴フラワーロードから十三峠を越えてゴールです。

フラワーロードに入る前にある通過チェックのサークルKに到着したころには
陽が沈みつつありました。十三峠を登るころには真っ暗になりそうです。
 

サークルKでまたIさんと再会、一緒に広域農道の信貴フラワーロードを目指します。
このフラワーロードも曲者で、7~10%の上り下りを3つ4つこなすことになります。
残り時間も少ないので先を急ぎたいのですが、なかなかペースが上がりません。

道が広く、曲がりも緩いので先にある上り坂がライトでもよく見通せて、
あれを上るのかと思うとしんどさ3割増し。ふらふらとライトを
揺らしながらゆっくり登ります。坂は全てゆっくりですが。(^-^;

あまりにペースが上がらないのと、あとは峠を上まで登るだけでミスコースも
ないと思ったので、Iさんに先に行ってもらいます。


何とか十三峠の入り口に到着。ほんとの最後、標高426mの十三峠に入ります。
峠の入り口が標高300mくらいなので、正味としては130mくらいの上りです。

振り返れば奈良の夜景が見えますが、辺りに明かりはなく、ほんとに真っ暗。
疲労でなかばヤケクソなので、周りを気にする余裕もないですが、
普通だったら、自転車でこの時間には絶対に通りません。かなり怖いです。

この時点でほんとに限界で、へろへろになりながら何とか登りきり、
頂上の短いトンネルで待っててくれたIさんと合流。

「やったー。やっと上りが終わったー!!」

ということで、十三峠からの大阪の夜景です。

夜景スポットですので、非常にきれいです。ここから先に上りもないので
解放感もあり、喜びもひとしおというところです。

ライトの明るさを最強にして、夜景を楽しんでいるクルマを照らしつつ下ります。
決していやがらせではありません。安全のためです。(^-^)

クルマに乗っているひとは、あの時間に反射ベスト着用、激しく明るいライトつけた
自転車乗りが何人も通るのはよく分からない状況だったでしょう。

下り終わって、フィニッシュのセブンイレブンまであと7km。信号にひっかかりまくり。
セブンイレブンがなかなか見えてこないし、時間も余裕がなかったので、かなり焦りました。
で、到着。時間ぎりぎりでなんとか完走できました。


ゴール受付は大阪城公園なので、セブンイレブンから7kmほど市街地を走ります。

大阪城公園に入ると花見客がぞろぞろと帰るところで、それを縫う様に先へ先へ
進みます。場所がよく分かっていなかったので、きょろきょろしながら公園内を走っていると
「こっちですー」と呼ばれて、受付発見。

走行時間とサインを記入してブルべカードを提出。
オダ近謹製ピンバッジもその場で購入できたので、500万円(?)で購入。

おいしいちくわ(バームクーヘン?)とスープをいただきました。

暗かったのでよく分かりませんでしたが、大阪城公園の桜はきれいだったようです。(^-^;

みなさんと来年は暗峠復活か?という話をしつつ一服した後、クルマのある鶴見緑地に戻り
自宅に着いたのが23時。あーしんどかった。

今回の教訓
・天気予報をあてにせず雨装備はもっていくこと。
・GPSだけでなくちゃんとコマ図(またはキューシート)を確認すること。
・寒いとスポーツようかんプラスは食べにくい。
 備考
・ FINISH LINEセラミックウェットルーブは雨ブルべでももつ。
・世の中にはブロンプトン乗って初ブルべで、このコースで12時間切るひとがいる。

2014年4月9日水曜日

BRM406大阪 本番の日(前編)

いよいよやってきましたBRM406大阪200km AlterNative本番。
獲得標高約3,800mの厳しいブルべ。エントリーはかなり後悔しましたが、
ダメならダメでのんびり帰ってくればよいということで。(^-^;

朝4時前に起床し、のんびりと鶴見緑地へクルマで向かいます。

心配された天気もとりあえず大丈夫そう。天気予報も午後に一時雨程度。
軽さをとって雨装備をクルマに残して駐車場から集合場所の鶴見緑地駅前広場
へ向かいます。
(雨装備を置いていったことが今回の一番の間違いだったのですが・・・)

6時くらいに駅周辺に到着。広場がどこか分からなかったのですが、
付近でうろちょろしていると、反射ベストな方々がいらっしゃいました。


集合場所発見。受付も開始されていました。

7時スタート組の概ね受付も終了し、ブリーフィングが始まりました。
今回が初ブルべの方が結構いたので、少々驚きでした。
大阪市内発・ゴールだからでしょうか。
初めてでこのコースはちょっと・・・と思います。
ブリーフィングと車検もさくっと終わりスタート。標高246mの清滝峠を目指します。
清滝峠手前でブロンプトンの方に抜かれ少々びっくりしますが、
自分の脚でこのコースは速くは走れないことはわかっていたので、
今回は「ゆっくりマイペースで完走」ということで無理せずゆっくり清滝峠を登っていきます。
で、雲行きが・・・
(このブロンプトンの方がとんでもない方だったということは後で判明。)

進行方向の空がなんか怪しい・・・

清滝峠登り切って、野外活動センター過ぎたあたりでポツリ、
その後下りに入るとポツポツと雨脚が強くなってきました。

通過チェックのミニストップでは、しっかりとした雨になっていて、みなさん雨仕様に
変更中でした。

この時点では、雨装備を置いてきたことを少々後悔しましたが、少ししたら回復するだろうと
甘く考えていました・・・

生駒から奈良の市街地は、信号のタイミングで一緒になった3名の参加者と淡々と
東を目指します。この時には雨は小降り。ほとんど気になりません。

ちょうど信号でひっかかってIさんという方と二人となり、自分が先頭で走っていると
何か周りの景色がおかしいことに気づきます。

eTrexを見ると直進になっていますが、実際には突き当りで先に道がなくなっています。
ありゃ、春日大社まで突き抜けている・・・

eTrexの画面をしばらく観察していると動きがまったくなく、同じ画像のまま。
痛恨のハングアップ。初めてです。こんなところでミスコース。

再起動して奈良駅まで戻りましたが、往復4kmのロスでした。
ちゃんとコマ図を確認しつつ走らないといけません。反省です。

この後、桜峠のきつい登りもあり、 PC1までの時間に余裕がないことは分かっていたので、
かなり焦りました。Iさんにも非常に申し訳なくて、少々ペースアップ。

今回のコースで3か所ある桜峠の一発目、標高499mの激坂の入り口です。
山間の田畑に沿うように平均斜度5%で登っていき、名阪国道をくぐって
残り2kmが平均斜度12%です。

当方のペースは遅いので、ここまでご一緒したIさんに先に行ってもらいます。

もちろん何回も足着きして登りました。自分の実力では、ここで無理しても
後にひびいてトータルで損になるだけなので。(^-^) 

やっと登り切って先を急ぎます。


PC1まで時間に余裕はないはずで、軽めの上り下りの繰り返しを少し
急ぎつつPC1に向かいますが、雨が強くなってきました。

PC1のローソンに到着。
パンと飲み物を買ってレシート入手。到着時間記入してサインをもらいます。

この時点で10分の貯金。市街地の信号待ちと清滝峠、桜峠でしたので仕方が
ないのですが、この後挽回が必要です。

そうこうしているうちにさらに雨が強くなってきています。
覚悟を決めてスタート。

少し走って、室生寺手前から土砂降りになりました。厳しすぎです。全身ずぶ濡れ。
寒いので手足の指の感覚もなくなってきました。 雨装備を置いてきたことを
激しく後悔しました。

室生寺入口の交差点にいた工事現場の交通誘導のおっちゃんと
目があったので、なかばヤケクソに「最悪っすわ!!」と雨音に負けないように
大声で叫びながら通過。本当に最悪でした。

室生寺のあたりは景色もよくて流して走るには良い感じですが、雨では景色を
楽しむ余裕もなく淡々と先を急ぎます。天気が好転することを祈りながら。

気分転換に今回もってきたスポーツようかんプラスをトップチューブバッグから取り出し、
走りながら食べようと試みます。

指で押し出して食べる新型ですが、興味があって通販で買いました。
しかし、手がかじかんで押し出せない。(T-T)
仕方がないので歯で絞るように食べました。

そうこうするうちに本日の最高高度の標高688mの栂坂峠まできました。
ちょっと長いですが、斜度はそれほどきつくはなく、淡々と上ればOKなのですが、
このあたりから雪になってました。

寒さによる肉体的ダメージと、このまま先に行って大丈夫かという不安から
くる精神的ダメージが・・・


なんとか登り切りましたが、試走の時も雪で散々でしたので、既視感ありまくりでした。
こんなんとこで何をしているんだかという気持ちに。

ススキで有名な曽爾村から2つめの桜峠を越えて、御杖村までの細かい上り下り。
ほんとに平坦な道がないので、下りで一息ついても「どうせまたすぐ登りでしょ」と
ストレスがたまります。

下りも雨で汚れが付着したブレーキシューとリムが擦れる「ザーッ」という音がして、
少々ストレスです。 この時点でパッドもかなり減っていて、何回かケーブルを
アジャストしていました。

しかーし、少しすると天気が回復。少し青空も見えました。「やったぜぃ。青空最高。」

天気がよくなってきたので、PC2のサークルKでは、他の参加者の方と
「ようやく晴れてきましたねー」、「少し貯金できましたねー」と話もでき、
余裕もでてきました。貯金も約1時間になり、少し安心しました。

少し休んでいると見覚えのある方が・・・ Iさんが入ってきました。
あれ? だいぶ先に行ってるはずでは?

なんでも1つめの桜峠でミスコースしてPC1でタイムアウトとのこと。
更に、サイコンのセンサーが壊れて距離は分からないし、携帯電話も
落して(壊れたor無くした)ということで悲惨だったとのこと。
とりあえず認定外でよいので完走を目指すということでした。

一息つけたので、PC2を出発し、名張へ向かいます。

3つめの桜峠へのアプローチで左へ曲がって進行方向の山を見ると
邪悪な雰囲気が・・・ やばそう。

桜峠へ続く道も、前回は咲きかけだった桜もよい感じになっています。
ここの桜はきれいです。この後の上りがなければ、結構よいところです。

邪悪な雰囲気な空を見上げつつ先へ進みます。
さあて、この後はどうなるか。(続く)