2015年4月29日水曜日

BRM425 泉佐野400km 暑い、寒い、眠い

4/25にブルべの泉佐野シリーズ3戦目、和歌山一周400kmに参加してきました。400kmは初挑戦です。

和泉佐野発のブルべの出発地点、マーブルビーチは毎回良い天気。

今回はブルべの大先輩の金剛さんも7:00スタートで、ご一緒することに。
初の和歌山一周ですが、これでペース配分とルートの不安がなくなりました。
一応写真に目線いれときます。(^-^)
6時半を少し過ぎて、7時スタート組のブリーフィングが始まりましたが、人数がかなり少ない様子。DNSが多めみたいです。

まったりと7時にスタート。最初の峠、雄の山ですでに金剛さんと「しんどいわー」と言い合いながら登ります。金剛さんは今年に入ってから自転車乗るの3回目で、ブルべ本番のみとのこと。潔し。

朝はちょい寒いくらいでしたが、日が高くなるにつれて気温も上昇し、10時くらいにはサイコン読みで23度。日陰の少ないコース、加えてまだまだ体が暑さに馴染んでいない季節なので、暑すぎるくらい。

そんなこんなで、PC1の手前「しらまの里」の「飲む梅干し」で暑さ対策にクエン酸とミネラル補給。

少し走って、本日最初のチェックポイントに到着。PC1にあるヤッホーポイントで、とりあえず「ハラ減ったー!!」と叫んでおきました。ほんとに腹減ってたんで。
暑いのでペースも上がらず、登りもだらだらしていたら、80kmチョイ過ぎで8時スタートのブルべエクスプレス林さんに追いつかれました。
少しの間一緒に走りましたが、当方は100kmくらいの「道の駅 龍遊」で昼食となり、林さんは「先に行きますねー」と、ばびゅーんと消え去りました。

で、お昼ごはんの「しか肉のしょうが焼き」を食します。 ヘルシーお肉です。汗をかいたあとなので味噌汁の塩味旨し。
あとはひたすら川沿いを進みます。
日差しが強いのですが、道路は幅もあり、よく整備されているので枝の張り出しもなく、日陰がまったくありません。サイコン読みで気温30度超えにもなり、かなり暑くなってきました。
金剛さんの脚攣りもあり、ところどころで休みながら進みましたが、その際にtwitterをチェックしていると、PC2かPC3で、林さんがまさかのストップ!! 熱中症?

林さんはPC1個分くらい先に進んでいるようで、こちらがPC2からPC3に向かっているくらいに、PC3で仮眠したら復活したとのことで、PC4で待ち合わせして夕飯をご一緒することになりました。


PC4手前の橋杭岩で写真を撮りましたが、日没前に到着できず、残念。
この後、PC4で林さんと合流し、金剛さんおすすめの近くの回転寿司で夕飯です。がっつり食べる感じでもなかったので、4~5皿と赤だしをいただきました。汗をかいたあとに食する味噌汁系は、格別のうまさです。

林さんの症状は、吐き気と頭痛とのことで、やはり熱中症ではないかという結論に。
もう夜ですので気温も下がり大丈夫かと思いますが、ゆっくり帰るとのことで、このあと林さんもご一緒して3人で行くことになりました。


回転寿司の駐車場で夜走行に備えます。天気予報でも最低気温10度となっていましたので、寒さ対策にウィンドブレーカーにレッグカバー、指つきグローブを装着。

この後はしばらく夜の海岸線で、暗くてピークが見えない無数のアップダウン地獄に辟易しながら進みます。22時過ぎくらいから、PC等のコンビニだけでなく、閉まっている海岸沿いのレストランの軒先やらで仮眠している参加者をぼちぼち見つつ、あーこれが夜走るブルべってやつですねと実感。(^-^)

深夜には予報通り気温も10度くらいまで下がり、コンビニ休憩からのリスタートでは汗冷えで震えるくらい寒くなりました。登りで体がちょっとでも温まってくると平気ですが、一旦体が冷えるとつらいです。

そうこうすると来ました。眠気です。前の日の想定外の睡眠不足もあり、難儀しました。コーヒーは効かず、フリスクを試します。


 走りながらバリバリかじったり、舌の下に入れたりして刺激で眠気を打ち払おうとしましたが、効果は短期的で、決定打にならず。次にコレ。怪談です。



トップチューブバッグにブルートゥーススピーカー入れて流しましたが、風切音でよく聞こえず。(^-^;;
登りでスピードが緩くなると聞こえますが、3人で走っていることもあり、「こんなとこで何してんだろう・・・」と逆に笑えてくるくらいで怖くなく、作戦失敗です。
一人で山の中の登りだったら効果あったかもしれないですが、今回はコースも短い上り下りの繰り返しでアンマッチでした。話を聞き取らなくて済む音楽の方がよかったかもしれませんが、グループ走だとちょっと恥ずかしいですね。まぁ、次回再挑戦します。

ということで、眠気で何度がやばそうになりながら日の出まで何とか耐え、明るくなるころには眠気もおさまりました。そして予想よりちょい遅かったですが、無事ゴールできました。

抑え目ペースだったので体力的には予想より苦しくなかったですが、300km越えてからの「全然距離が進まない」感がしんどくて、精神的にきつかったです。兎にも角にも、無事ゴールできたのでよしとします。


今回の400kmでは、次の600kmへ向けていろいろと試しました。

まずはトップチューブバッグ。いままでモンベルでしたが、ダンシング時にひざに当たるため、ドイターの高さが低いものに変えました。容量は小さいですが、すぐに出すことが必要な補給関係だけですので、これくらいのサイズで十分でした。ダンシングでもひざにほぼ当たらないのでOKでした。
次にバックパック。今回は思いっきり晴れで、雨装備は持っていかなかったので、容量的にはオルトリーブサドルバッグLで十分でしたが、次回以降荷物が多くなった時のためにバックパックを試しました。

バックパックはドイターのレースXを持っているのですが、いろんなひとのブログを見ると、バックパックは肩がこるとか、腰痛になるとかあったので、小さく軽めのオストリッチのバックパックライト5.5 ネオンを購入しました。反射材があるのも決め手です。
生地はペラペラで軽く、ストラップも左右独立で連結なしなので、軽すぎて直立姿勢では安定しませんが、乗車時の前傾姿勢ではズレもなく問題なかったです。ウィンドブレーカーやレッグカバー、補給等少々で荷物が軽めだったこともありますが、肩も腰も負担は感じなかったです。

次に目の関係。当方強めの近視なので、ブルべはコンタクトレンズにサングラス使用でしたが、過去2回の300kmゴール後に目がかなりしんどかったので、こりゃあかんということで、今回は眼鏡にしました。オークリーのスポーツ用眼鏡(?)のクロスリンク・スィープです。


普段眼鏡で、自転車やスキー等の運動時だけ使い捨てコンタクトレンズを使用していますが、近場のサイクリングにいちいちコンタクトレンズを入れるのも面倒なので、これに眼鏡量販店で安価な調光レンズを入れて使っていました。但し、走行時の振動でずれたりすることもあり、長距離ですとそれがストレスになるかなと思って、今までブルべには使っていませんでした。ところが最近テンプルを曲げて調整したらズレがまったくなくなり、快適になりました。ということでブルべに投入。
レンズは大き目で6カーブですので、風の巻き込みが少なく、サングラスに近い感じで使えます。 レンズ自体の強度はオークリー等のサングラス用レンズに比べればだいぶ弱いでしょうが、落としたりしなければ実害はないでしょう。昼間はレンズが黒くなるので、まぶしいことはありません。眼鏡用レンズなので、昼間トンネルに入る時に色が抜けるレスポンスが少し心配でしたが、目が明暗を調整してくれるので問題なかったです。

あとはコマ図ホルダー。以前、透明な樹脂ケースにダイヤルつけて巻き取るタイプのホルダーを作ったことがありますが、所詮素人工作で、雨での水漏れや、コマ図のたるみ、あげくに振動で吹っ飛んでいく等問題があり、再度新作に挑むべきか迷っていましたが、今回は方向性を変えて手間かけずに作ってみることにしました。


テーマは、安い、軽い、防水、現地で調整可なこと。材料はA5のファスナー付ビニール袋、セロハンテープ、クリアホルダーの切れ端、両面ベロクロストラップです。
印刷したコマ図をファスナー付ビニール袋に入れ、順番にセロハンテープでつなぎます。それをクリアホルダーの切れ端を筒にした芯2本で巻き取り、ベロクロストラップで自転車に装着します。(もうちょっと細部の工夫はあります。)
製作時間は、コマ図印刷の時間を除いて15分強くらいです。かなり適当に作ったのでさすがに少し改善が必要ですが、ちゃんと使えました。次回600kmもこれでいく予定です。

400kmゴール時に、「600kmってこのあと200kmも走るのか・・・しんどいな、やめよっかなぁ・・・」とか思っていたような。人間都合の悪いことは早めに忘れてしまうようで、3日程度で600kmに出る気まんまんです。(^-^)













2015年4月14日火曜日

一線を越えてしまった感じ・・・32T

またブルべもあるし、少しは走っておかないとということで、この週末に羽曳野市→鍋谷峠→紀ノ川市→和泉葛城山→羽曳野市というルートを走りました。距離は100kmくらいの累積標高2,000mくらいです。距離からすると登ってますが、インナーローでへこへこ登ってるだけです。

このルートの問題は和泉葛城山で、何も考えずに最短っぽい中尾のルートをいったらコレがまた大変なとこで、何度も休みながら息も絶え絶えで越えました。距離も長いので、途方にくれましたよ・・・

あとで調べると 関西ヒルクライムTT 峠資料室の難易度表によると「S」で上から2番目でした・・・
標高差725m、距離8.9km、平均斜度8.2%、最大斜度25%で、途中の3kmほどは平均14%ですね・・・
ちなみに最上位の「SS」は孤高の「暗峠(大阪側)」のみ・・・

無くす自信も持っていませんでしたが、打ちのめされたというか、ブルべの長距離に織り交ぜられた登りへの不安感がじわりというか・・・

そんでもって、できることはやっておけということで、ビッグギア32Tを投入することにしました。 もともとこれを見越してリアディレイラーーもロングゲージついてますし。

スプロケは105で十分なんですが、今日会社帰りに寄った店で32Tの在庫なしだったんで、ちょっと躊躇しましたが勢いで在庫のあったアルテを購入。アルテはカーボン(混入樹脂?)が使われているらしいですが、それほど魅力を感じないんで本当に105でよかったんですが、買いたいときに買うということが大事ということで。

















まぁでかいです。箱も他の歯数よりでかいです。チェーンの長さは28Tからだと大丈夫そうですが、気になったので、スプロケをサクッと交換してみました。アウターローだとちょっと苦しそうかな?という感じですが、問題なさそう。アウターローはまず使わないですし。

コンパクトクランクに32Tですんで、インナーローはギア比ほぼ1です。これで、10%超の坂をゆっくりであれば淡々と登れるようになりますかね? (^-^;;

2015年4月5日日曜日

ブルべの準備(という無駄遣い)

ブルべにいろいろと妄想しつつ無駄遣いをしています。「ブルべは準備が楽しい 」というやつですかね。(^-^;;

1.ライト

ブルべでは、eTrexとNeosPro、Volt1200をつけるとハンドルにスペースがなくなるので、予備ライトは吊り下げたいのですが、Volt700と300は、吊り下げると充電端子のゴムキャップが上を向くので、雨が降ると浸水のリスクがあります。

前輪クィックに装着とか、Volt1200と都度交換すればとか、雨の時には走らないとか・・・ 方法はいろいろとありますが、何となく気に入らない(口実?)ので、新しく購入することにしました。

条件は、全方位防水(上下関係なし)、予備電池の価格から18650リチウム充電池、150ルーメン以上でなるべく 長時間もつものです。中華ライトでいっぱいありそうですが、できれば信頼性が高いもの。

BK12のカタログスペックは、防水はIPX8(水深1.5m30分OK)、電池は18650充電池です。ランタイムはHigh600Lm・2時間20分、Mid200Lm8時間、Low60Lm29時間で、Midの200Lm8時間がちょうどよい具合。よくわからんメーカーの中華ライトより少々値がはりますが、信頼性は上ではないかということで購入。

ランタイムは、予備電池2本持ってれば200Lmが24時間で、峠下りの際に600Lm使って、2/3くらいになったとしても16時間です。メインライトでもOKな感じです。

あと、電池のおさえのスプリングは通常片側だけですが、BK12は両側がスプリングとなっていて自転車走行時の振動対策されています。(モード切替がオンオフスィッチ早押しの場合、振動でモードが変わってしまいます。)

BK12のオンオフは、よくあるお尻のボタンです。明るさの調整は別になっていて、ダイヤルを回して明るさを切り替えます。これも購入の決め手のひとつになりました。

イメージ 4

















CATEYEや中華ライトのほとんどがそうですが、電源ボタン押しでモードを切り替えるのは、複数回ボタンを押すことになり、ストレスになります。特に寒い時期に厚手のグローブで、Volt1200のように押しにくいボタンの場合はかなりイラッとしますが、ダイヤルであれば楽です。

付属マウントはハンドル径が小さいタイプで使えず、Bikeguyのベロクロタイプを使いましたが、振動で揺れるので、定番の「CATEYE部品組み合わせ」をしてみました。フレックスタイトで付け外しが便利です。

















18650電池の充電器はNITECOREを買いました。


 USBで充電するタイプです。どれくらい充電されているかパーセント表示ができて、電池の管理に便利です。また、USB出力口があり、18650電池をセットして、モバイルバッテリーにもなります。(使うことはないとは思いますが・・・)

ということで、かなりよい感じですが、100点満点かというとそうでもなくて、ダイヤルが軽く、クリック感も弱めなので、冬用グローブだとモードの位置が分かりづらく感じました。(これからの季節は問題なし。)
あと、振動対策されているはずですが、まれにモードがMid→Low→Midになって瞬間的に暗くなることがあります・・・ 理由は不明で、様子見です。
 照射パターンは円形なので横への広がりがなく、夜の峠のカーブでは若干見づらいかもしれません。先日の泉佐野300kmで下りの時は、Volt1200オールナイトモードで左右を照らして、遠方をBK12Highモードでちょうどよい感じでした。

2. 睡魔対策

速いひとはチャーッと走れば睡魔も気にしなくてよいのかもしれませんが、私は遅いので睡魔対策が問題です。歌をうたうとか、九九を言うとか、嫌いなやつの悪口いうとか、いろいろ手はあるかと思いますが、気持ちが滅入りそうなので音楽を聴くことを考えてみました。

ということでBluetoothスピーカーを2種類購入。左がMaxellの防水スピーカー、右が無名メーカーの非防水超小型スピーカーです。先に勢いでMaxellを買って、やっぱ大きいな・・・ということで非防水ですが、超小型スピーカーを購入。














 


小さいほうの大きさはこんな感じ。
















 とりあえずバックパックにつけるとこんな感じ。

















 Maxellのはちょっと大きいので、超小型の方を使うと思います。選曲はこれからで、Podcastのラジオ番組も聞く予定です。それと当日気持ちに余裕があればという前提ですが、夜の峠で稲川淳二の怪談を聞くと速く走ることができるか?という実験も予定してます。(^-^;;


3.睡眠

どうしても眠らなくてはならない場合、じっとしてると夜は予想以上に寒いのでは?
ということで、仮眠装備を購入。定番と思われるSOLのエマージェンシーヴィヴィです。
(激安エマージェンシーシートは既に持っています・・・ 単なる物欲・・・)

















収納時の大きさはこんな感じ。

















広げるとこんな感じ。




















脚を入れるとこんな感じ。
















この手の問題は、一度広げると収納できないのでは?ということかと。
ということで収納。


















袋に余裕があるので入れることは問題ないですが、体積比で10~20%アップとなりました。やり直せば一桁%にはできそうですが、面倒くさいのでこのままにしときます。床の冷たさを感じますし、地べた直はつらいかも。ペラペラなので、すぐに破れそうで、何回も使うものではなさそう。エマージェンシーですしね。(^-^) これからの季節で必要かどうか微妙ですし、持っていくかは要検討です。(単なる物欲・・・)