2015年11月15日日曜日

ハイキングでTHETA

全天球カメラのRICOHのTHETAを買いました。

最新型のSが欲しかったのですが、出たばっかりで値段が高いので、従来モデルのm15です。
それも中古です。 で、近所の山に登って使ってみました。

まずは屯鶴峯(どんづるぼう)。
屯鶴峯 - Spherical Image - RICOH THETA
二上山近くの鉄塔。
鉄塔 - Spherical Image - RICOH THETA
二上山の雌岳頂上。
二上山 - Spherical Image - RICOH THETA
大和葛城山の階段。
大和葛城山の階段 - Spherical Image - RICOH THETA
大和葛城山の頂上。
大和葛城山の山頂 - Spherical Image - RICOH THETA
結構遊べます。

でも、パッと見の画質はよいですが、拡大するとちょっとつらいですね。
Sが欲しくなります。

2015年10月3日土曜日

自転車の本

読書の秋ということで、積読も少々ありますが、今手元にある自転車関係の本は以下の通り。(雑誌除く)


2回は読まないだろうなと思うのは古本屋行きですが、なんとなく今残っているものです。

川西蘭のとか、近藤史恵のとか、高千穂遙のとか、男たちは北へとかの小説系は旅立っていきました。(あー、小説じゃないですが、エンゾなにがしとかも。)

最近読んで面白かったのはこの2冊。

「エスケープ」はスポーツノンフィクションとして面白かったです。選手たちの考えや迷い、運に翻弄され具合とか。

土井選手のは前作より情報が入ってますが、「ふ~ん」「ほ~」というライトな感じ。あっさり読めます。


それと、読み返しができる本ということで、とりあえずはずーっと持っているだろなという2冊。
















機材スポーツとしては「ロードバイク進化論」はおさえておかないといけません。
シマノ、カンパ、マビックやらの、今となってはド定番の製品・仕組みの歴史が書いてあります。

にわかが蘊蓄語るには必携ですね。(^-^)

「ロードバイクの科学」は有名どころですね。本田技研のひとが趣味をこじらせて書いた本です。
非常にためになります。(難易度高そうで実践はきっとしないですが。)

あ、それと、「じこまん」は「そうそう、じこまんだな~」という本です。(^-^)

2015年9月30日水曜日

カーボン生える。

自転車雑誌「funride」曰く、「自転車は機材スポーツだ!」と。(最近休刊になったが。)

そうか、機材かと。
という言い訳を無理からひねくり出し、カーボンハンドルをポチっと。
あー、カーボンなぁ・・・
シートポストもやっぱりカーボンだよなぁ・・・ え~い、ぽちっと。

ステムがアルミだなぁ・・・カーボンだよなぁ・・・お、特売品。チーン。

はっはー、カーボンカーボンと。

うーん、ハンドルのケーブルルーティング変わって、長さ足りんぞ。ケーブル全交換か!!

ハンドルのサイコンマウントつけるとこが狭くて、マウントも買い換えだ!!

バーテープもイマイチだ。バーテープも交換だ!!

イッツ ア 機材スポーツ!!
(走れよ。>自分)

2015年7月28日火曜日

何のためのIngressか

スマホのGPSを利用した仮想現実陣地取りゲームのIngressを始めてはや8ヶ月。現在やっとLv9。Lv10目指して苦行をこなしてます。

Lv8まではひたすらアイテムゲットして、敵陣地を壊して、味方陣地を作って、陣地をつないで領土確保の繰り返し。Lvアップすると、次のLvまではそこまでのAP(経験値)と同じだけ必要と。Lvアップした瞬間にうれしさとともに、また最初からか・・・という落胆も味わえます。

但し、高レベルのXmpBuster(敵ポータルを攻撃してエネルギーを減らす武器)使えるようになると、辺り一面爆風ぽくなって爆弾魔の気分を味わえます。御堂筋で爆弾連続炸裂で、ちょいすっきりです。 (すぐに慣れますが・・・)

そんでもってLv8からLv9には経験値だけでなく、メダルが必要となります。経験値以外の条件で、メダルがもらえて、メダルもブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ?→オニキス?とLvアップします。これが条件厳しすぎ。

Lv9にはゴールド1つシルバー4つ必要で、シルバーは何とかたまってたんで、ゴールドが問題。手っ取り早かったのが味方ポータルにXMP(エネルギー)をチャージするRechargerだったので、ひたすらリチャージを繰り返すはめに。1回リチャージ1,000XMで、ゴールドは3,000,000XMなんで3,000回ですね・・・ 親指連打です。パワーキューブためて暇さえあればリチャージ。トイレでもリチャージし、やっとの思いでLv9に。

Lv10になるにはゴールド2つシルバー5つ必要。次にゴールドの可能性があったのがTrekker。Ingressしながら歩く距離の累積で、ゴールドは300km・・・

自転車は速度が早すぎで距離がカウントされないので歩くしかないんですが、日々通勤で歩きました。それに1回だけですが、距離をかせぐために土曜日にスマホ片手に20km5時間弱歩きました。

自転車なら1日中乗っても平気でしたから20kmくらい楽勝、とたかをくくっていたら・・・ いや~しんどい。体重かかるんで脚の疲れは自転車と段違いで、自転車の偉大さが分かりました。

履きなれた靴でしたが、アキレス腱と足の小指に靴擦れができるし、あげくに足の裏に3cmくらいの大きなマメができて悶絶。大変なめにあいました。そのかいもあり260kmくらいがいっきに280km超になりました。

その後も何とか通勤で寄り道しながら距離をかせいで300kmに到達。ゴールド2つとなりました。シルバー5つあるので、メダルは条件クリア。あとは経験値800,000でLv10です。 これは時間かければ到達可能です。今までかせいだAPの1/4ですので。

が、しかしLv11になれる気がまったくしないんですね・・・ ゴールドメダル4つ必要なので他のメダルでゴールド2つです。メダルの条件はいろいろですが、概ね無理めです。高Lvのひとはどうやってんですかね・・・

1日1万歩のウォーキングのモチベーションになりましたが、ヤメどきかな・・・ う~む。

2015年6月21日日曜日

BRM613 AR中部600km 二日目 とりあえずホッとしたけど、帰れない・・・


夜に入って、懸案は仮眠ですが、作戦は「行けるところまで行って、我慢できなかったら寝る」です。(^-^)

320km地点のPC4ローソンを越えてから、かなり眠くなってきました。前日の睡眠時間の短さが効いてきたようです。
コンビニの駐車場で10分くらい横になって休みます。コンビニの有難さが身に沁みます。
そうこうすると山中温泉に突入。真夜中ですが、旅館が多いので街燈も多く、走りやすい道路を進みます。 そして、377km地点のPC5サークルKに到着。

さすがにもうそろそろちゃんと仮眠とったほうがよいと思ったので、場所を探しますが、ここのコンビニの駐車場は狭く、さらに走り屋さんのクルマで占有されていたので無理め。辺りも旅館ばっかりで、玄関前で寝るのはちょっと難しそうなので、少し先の道の駅山中温泉に行くことにしました。

道の駅に着いたらすでにベンチで4名様ご就寝中。音をたてないように場所探し。
ベンチの空きが1つだけあったので、横になり、スマホのタイマーを1時間にセットして目をつぶります。寒さは感じなかったのでアルミホイルはなしにしました。とりあえず1時間寝てみて、起きた時の眠気の程度で更に寝るかを決めることにしました。

微妙に眠れません。少しゴソゴソしたのち何とか眠りについたのですが、他のひとのアラーム音で目が覚めてしまいました。結局睡眠時間40分程度。少し粘って眠れろうと努力しましたが、ダメです。しょうがないので、出発することにしました。他のベンチ組はすでに出発済みで、駐車場の端には、寝る前にはいらっしゃらなかったアルミホイルな方々が数名ガサゴソしてらっしゃいました。音をたてないようにコソっと出発。仮眠を早めのタイミングでとる人たちは、金沢の健康ランドあたりで休んでいると思われ、山中温泉で仮眠している人数は少な目に感じました。

温泉街を抜けると、クルマも通らず、明かりもない山間部へ。淡々と200mほどの峠を越えます。気温は20度近くあって湿度も高めなため、寒さは感じません。峠を越えると福井県突入です。

福井県の平野部に出ると朝になりました。、早朝の田園風景を抜けて、おおよそ410kmくらいで再度日本海に出ました。
ここから越前海岸をひたすら南下します。
和歌山の海沿いと違い平坦で、くわえて風がなかったので平和に走れました。逆に変化がなくて、距離のことしか考えなくなるので、精神的に苦痛になります。また、ここら辺から手のひらやお尻の痛みが気になってきました。

海岸沿いを30kmくらい走って450km地点のPC6サンクスに到着。朝飯を食べて一息つきます。他の参加者やスタッフと天気の話をしましたが、天気予報では雨は大丈夫そうで、温度が高め、風は1~2mくらいとのことでした。まぁまぁのコンディションです。但し、すでに日差しはちょい強めです。

出発して少ししたら、敦賀半島が見えてきました。(最初丹後半島かと思ってました。(^-^;; )
そして、弱いですが向かい風になり、遅いペースがさらに遅くなります。そして、道は左右に曲りますが、景色がほとんど変わらぬまま30km。500km近く走ったあとだと、精神的に少々きついです。


越前海岸も終わり、敦賀港へ。大きなタンカーが見えました。


 写真では分かりにくいですが、タンカーに上から接続されている構造物が、びっくりするくらいでかいです。
敦賀市街地を抜けて、国道8号線で琵琶湖を目指します。ずーっと平坦な海岸線でしたので、久しぶりの登りです。最初かなり強めの向かい風で難儀しましたが、山間部へ入ると風は気にならなくなりました。距離10kmで200mほどの登りですので、きついわけではないですが、さすが一桁国道、クルマの通行量が多くてスピードも速いので、ちょっとストレスになりました。

やっと登り切って、稼いだ高度を一気に下って、琵琶湖へ。やっとここまで戻ってきたという感じです。自分がどこにいるかイメージしやすく、ちょっとホッとしました。
また、山間部へ入りますが、トンネル地獄の始まりでした。長いし、交通量あるし。

八草トンネルは微妙な登りで一直線。
途中距離表示があって、長さが分かりました。トンネルを登りで3kmはつらいです。
トンネル越えて、岐阜県突入。



揖斐川町でダム管理事務所に入りやすそうだった横山ダムへダムカードもらいに寄りました。
ここでもダムカレー情報が・・・日吉ダムでダムカレーを食いそびれた記憶がよみがえります。


 ダムカレーは全国にあるらしいです。
みなかみダムカレーのごはんの盛り方で3種類という強引さが素敵です。食欲もそれほどなかったので、今回はスルーします。

568km地点のPC7のローソンで昼飯を食べて、一息つきました。
あと40kmで貯金も十分だったので、ちょっと安心もしましたが、早くゴールして解放されたい気持ちでいっぱいででした。家で風呂入ってビールぅ~~~~~。

このあと、岐阜市や各務原市の市街地で、日曜夕方の渋滞に辟易しながらも、何とか明るいうちにゴールできました。

ゴールして、思ったよりうれしさはなく、何よりホッとしました。手のひらとお尻がちょっと痛かったですが、それ以外はそれほど疲労もなく、さくさくっと片づけて帰路につきました。家まで3時間程度のはずなので、9時頃には風呂入れるか?

ところが、岐阜各務原ICから高速のった途端に猛烈な睡魔が・・・
あわててパーキングエリアに入り、仮眠をとりました。1時間ほどで起きて、再出発。

しばらくは大丈夫でしたが、米原JCT越えたあたりで再度眠くなってきました。
金曜土曜あわせて3時間も寝ていないのに、600km走ったので当然といえば当然ですが・・・

耐えられなくなり最寄りのサービスエリアに入り仮眠をとりました・・・  そんでもって起きたのが4時間後。日付が変わってました。orz

結局帰宅は3時くらいになり、家族を起こさないように家に入り、風呂入って寝ました。2時間ほどで起きて仕事に行かなければなりませんが、そこまで仕事熱心ではないので、月曜は仕事を休すんでゆっくりしました。寛容な会社に感謝です。

今回は、山と川、山と川田んぼ、田んぼ、海、海、トンネル、トンネル、睡魔、睡魔というブルべでした。とりあえず、怪我や事故なく完走して帰宅できましたのでOKということで。

BRM613 AR中部600km 一日目 SRへの未練というやつですかね・・・

6/13に開催されたAR中部の600kmブルべに参加してきました。何とか完走でき、SRの申請ができることになりました。

今年は2月から始まったオダ近の泉佐野シリーズで200、300、400ときましたので、6/6の紀伊半島1周600kmで締めるつもりでエントリーしたものの、諸事情でDNS。
SRリーチでしたので、深く考えずにエントリー可能だった5/23の京都600kmに出たものの、大山越えたとこで玉砕して初DNFと初輪行。

来年でいいやと一旦あきらめたものの、BRMのスケジュールながめつつ考えました・・・
秋の広島、岡山・・・ この獲得標高は絶対無理。(-_-)
お、中部で6/13にあるぞ。コースプロファイルは厳しめではなさそうだ。
遠征はしたことないし、さてどうしたものか・・・ (締切1時間前)ちょっとお茶でも飲んでかんがえるか。
(10分程度経過)
うわ、終わってる。定員に達した? あーあ、来年来年。
でもなー、中部の秋はなかったか? お、6/13終わってないやんけ。(-_-)
ブラウザのキャッシュの期限切れ? とりあえずできるうちにエントリーだけ・・・ ふぅ・・・
ということで初遠征決定。

当日定時すぐに仕事をあがって家からクルマで近畿道で名古屋を目指します。

いきなり名神の吹田-大津が工事で通行止め。一瞬パニックになるも、第二京阪から京滋バイパスで抜けれてセーフ。第二京阪は今まで見たことがないくらい大量のトラックが走ってました。

スタート地点のすいとぴあ江南に到着したのが、0:30過ぎ。でも寝れない・・・ クルマのシートでゴロゴロしているうちに何とか寝れましたが、予定より早めに起きてしまい、正味1時間半くらいしか眠れず。遠征失敗の予感が漂います。

最初のころは2、3台だったクルマが次々と集まり始めます。

4時から受付開始。

 本日のセットアップ。
京都600km終わってすぐにコンポ移し替えて、1回20kmしか走っていないフレーム。(だって、ブルべはしばらくいいやって思ってましたんで。)
暑そうなので、バックパックやめるために大き目サドルバックを物色し、到着してから2日しか経っていないTimbuk2のSONOMA SEAT PACK。雨装備入れてないのに余計なものいっぱい詰め込んでふくらんでいる・・・

初物ばかりになってしまいました。どうなんでしょうね?(^-^;;

そんなこんなでブリーフィング→車検→スタート。
まだ5時過ぎなので朝日がきれい。車も少なく快適に北上します。
 右手に犬山城。なかなか雰囲気のある風景。
 山へ突入。車が少なく快適。ちょい温度高めで、日中の暑さが不安になってきました。
73km地点のPC1の道の駅和良(わら)。(笑)? 鳥よけでカラス(ダミー?)が逆さ吊りしてあって少々びっくり。
温度も少し高めで、寝不足もあり、体がだるいというか、もひとつキレなし。

ダラーっと走り、前半2つある大き目の峠、その一発目、堀越峠。
 二発目、蛭ケ野(ひるがの)峠。
斜度はそれほどきつくなかったので、両方とも淡々と登り、淡々と下ってこなしました。

133km地点のPC2デイリーヤマザキについて昼飯食べてから、ツイッターチェックしたら、三船さんリタイヤとな。???状態に。(あとでスタッフの方に確認したら、メカトラというか電気トラブルとな。)

少し体も起きてきたようで、ちょっとペースアップ。但し、今度は暑さが。
少々ばて気味の中、御母衣湖到着。荘川桜という立派なサクラの前を通過。シーズンならさぞ見事でしょう。

 そんでもって御母衣ダムに。
日本屈指のロックフィルダムだそうで、なかなかの迫力。
 当然ダムカードをゲットしときました。

そのまま北上を続けていると、合掌造りの家が。
で、白川郷に到着。
少し行くと両脇にお店が並ぶ目抜き通りになっていて、観光客いっぱい。中国からのお客さんもいっぱい。

 合掌大橋で富山県に突入・・・と思ったら500mくらいで岐阜、さらに3回ほど富山、岐阜と県境をいったり来たりして、富山県へ。ややこしい。
富山に入ってもひたすら山と川、ダムを見ながら北上。風光明媚ですが、ちょっと飽きてきました。
途中、きわどい道も。
そんなこんなで富山の平野へ。田んぼー。ひたすら田んぼー。いやになるくらいまっ平らで田んぼー。
やっと市街地に入り、趣のある倉庫街を通過。
路面電車。
そして日本海。
263km地点のPC3ローソンに到着。夕飯だー。氷見の海産物だー・・・とは思ったものの、何も考えていなかったので、お店のあてがなくウロウロ。
 そうこうしてたら、他の参加者の方に声をかけていただき、白エビのかき揚げのお店へ。
が、お店は休み・・・ さて・・・

とりあえず道の駅氷見へ行けば何か食べられるだろうということで、へこへこと目指します。
ありました回る寿司。白エビの軍艦巻きやらを食べて再出発。


氷見は藤子不二雄A先生の出身地とのことで、忍者ハットリ君の絵や、歩道にキャラクター像がありました。
能登半島の根元を横断して、金沢へ。走行距離も300kmくらいで、ほぼ半分来たことに。

金沢医大手前の立派な橋、内灘大橋。夜間走行の始まり始まり。



2015年5月26日火曜日

BRM523 京都600km ん~大山

BRM523京都600kmを走ってきまして、430kmでDNFしました。

コースは京都から鳥取砂丘通って大山登って帰ってくるというもの。
標高差1,000m近く大山を登った先のPC、道の駅・蒜山高原にたどり着けるかがポイントで、言い換えれば、その登りまでにどれだけ貯金をしておくことができるか。

そのポイントはなんとかクリアしたのですけどね・・・ そう簡単ではなかったです。

京都発のブルべは初めてで、少し早目の3時40分ころ着。真っ暗で誰もいません・・・ 早すぎました。

少し離れた自販機でコーヒー飲んで時間をつぶし、4時過ぎくらいに戻るとぽつぽつと参加者が集まり始めました。日曜午前に雨の予報もあったので、DNS多め?
 受付開始のはずが、K野さんがブルべカードを忘れてくるという衝撃発表
(きっと、参加者はこういうハプニング大好きのはず(^-^))
通過チェックのハガキのみ配布され・・・
ブルべカードはPC1で渡すことになるであろうということで、車検&スタートが始まりました。
結局、3名くらい(かな?)スタートした後にブルべカードが届き、その後はほぼ平常運転となりました。

今回は林さんとHiroさんとご一緒しました。林さんはエクスプレスですし、Hiroさんは2週間前の獲得標高がとんでもない山岳ブルべの完走と引き換えに膝と腰を痛めながらも、スプレーしながら600kmを走ろうという強靭な精神力の持ち主で、何とかついていけるよう頑張るだけです。
ペースを落としてもらって、何とかついていきます。
予定通りに進んでいるとのことで、これも予定通りに道の駅・養父で食事となりました。

食事のメニュー選びでちょっと異変が。お二人はハンバーグ定食で、私は牛筋そばを選びました。あっさりしたものしか食べたくなかったのです。できればざるそばがよかったのですが、そばがこれしかなかったための選択です。お二人のハンバーグを見ても、濃そうな味で胸焼けのような感じが・・・ 普段は同じハンバーグ定食で、何ならごはんおかわりしそうな私ですが・・・

食事も終わり、一服してから出発しました。養父の名物?のコイ
神鍋高原の登りをこなし、鳥取砂丘を目指します。
ちなみに鳥取砂丘は3週間前に車で来ていて、周辺を観光しました。ここで観光情報も織り交ぜながら。(有名観光地なので、知ってるひとは多いとは思いますが。)

鳥取砂丘の手前にある小さな峠の近辺にある浦富海岸は奇妙な岩肌の海岸です。遊覧船観光ができて、こんな感じです。
 波で削られてできた洞窟には、昔海賊が隠れていたそうな。水も透明度が高くてきれいです。

ブルべでは海岸線に近寄ることなくするっと通過。

そして鳥取砂丘夕方なのですいていました。 
 ご存じの砂丘です。こんな感じです。

ブルべでは砂丘に行くこともなく、記念に時計台写真をとるだけで、するっと通過。

少し下って223kmPC3の砂の美術館に到着。しばし休憩。

ちなみに美術館の中は・・・









砂と水だけで作ってあるとのこと。ここまでくると驚愕です。
(柵がないので、壊したい衝動にかられないこともなく・・・危険です。)

当然ブルべでは中には入らずするっと通過で、日本海の海岸線道路を進みます。

曇りでしたが、時たま夕日が顔を出します。
 海面に反射して幻想的な風景です。風がなかったので、助かりました。(追い風ならなおよしでしたが。)

そして夜に突入。

 大山への登り手前の227kmPC4のローソンで食事をとりました。やはり食欲がありません。 

力も入らず、ペースが保てそうもなかったので、お二人に待たずに先に行ってくださいと言いましたが、やさしいお二人はとりあえず登り口までということで出発しました。その後も要所要所で待っていてくれました。とっても感謝しています。

登り口から通過チェックの大山寺郵便局(ハガキ投函) まで20km弱。7~9%の坂がひたすら続きます。途中斜度が緩むこともありますが、力が入らず座ってもダンシングでも維持できません。
何度も自転車を押しました。ここまで力が入らないのは初めてでした。

そのうち吐き気とめまいがして立つこともできなくなり、道路脇のスペースで横になり、しばらく休憩しました。まったく明かりがなく自転車のライトだけでの山中ですが、藪でがさがさと音がしても、しんどさが勝って怖さも何もなかったです。

何とかハガキを投函し、345kmPC5道の駅・蒜山高原を目指します。ここからの峠2つも斜度がきつく、何度も自転車を押し、気持ち悪くなり道路で寝て休むを繰り返しました。

あまりにしんどくて、途中遭遇したドリフト族にお金を払って蒜山高原まで連れて行ってもらうことも頭をよぎりました・・・

そして、道の駅・蒜山高原にクローズとなる4時の20分ほど前に何とか到着。

水だけ飲んで横になりました。DNFするかどうか迷いましたが、どうせここから帰るには自転車になるので、とりあえず仮眠してから考えようと決めました。寝過ごしたら、それはそれでよしということで。

4時にHiroさんに出発しますと声をかけていただきましたが、再スタートする気力もなく、ご迷惑をかけることが確実だったので、先に行っていただきました。

道の駅のベンチでエマージェンシーシートにくるまって寝ましたが、予想以上に暖かく、その効果にちょっと関心しました。

4時半過ぎにふと目が覚め、時間は短かったですが寝れたことで何とかうごけそうだったのと、どうせ最寄り駅(具体的にどことは分かっていませんでしたが。)までは自転車なので、出発することにしました。参加者は他に1名だけ残っていましたが、少しあとに抜かれて、確実に最後尾となりました。

だいぶ明るくなっており、蒜山高原は朝もやで幻想的な雰囲気です。但し、寒いので、震えながらヘロヘロと下っていきます。

 その後、396kmの通過チェックのセブンイレブンで、ヨーグルトとジュース、おにぎりを買いましたが、おにぎりは食べることができず、食欲が出たら食べることにしてバックパックに入れました。
そして、先ほど抜かれた参加者とは別の参加者と遭遇し、コンビニから出た後もしばらく抜いたり抜かれたりしましたが、細かい登りが続くところでついていくことができず、その後お会いすることはできませんでした。この時は標高差30mくらいでも足着きするくらいヘロヘロでしたので。

次のPC6、道の駅ひらふくまでは46kmほど。 残りは2時間半強。可能性を信じて頑張りましたが、残り20kmの地点で残り1時間を切り、この後に峠二つということであきらめました。DNFの連絡を入れ、小休止しておにぎりをたべようとしましたが、うけつけません。だいぶまいっていました。

あとはゆっくり走り、道の駅・ひらふくまで向かいます。 11時過ぎに到着。食堂でざるそばを何とか腹に入れ、車を駐車している京阪・橋本駅まで帰ることにしました。

残り150kmくらいなので、最初は自走で帰るかと思いましたが、峠を越える元気もなく、どのルートでもさすがに平坦ということはないだろうと思ったので、輪行すべく、ひらふくの駅(電車の方)へ向かいました。

ところが1時間に一本、次が1時間ほどあとで、無人駅。ということで、時間つぶしもかねて一駅先の佐用まで行き、姫路経由で尼崎(大阪駅の人混みの中を大きな荷物で歩きたくなかったので。)で降り、そこから自走で淀川河川敷を上がって京阪・橋本駅まで戻ることにしました。

実は初輪行で、荷造りに手間取りながらも何とか乗れたのでほっとしましたが、あまり深く考えていなかったのが日曜午後のJR神戸線の状況です。休日ですので人も多く、乗り降りもあるので、汗臭いレーパン姿と大きな荷物で顰蹙をかっていたでしょう・・・ 姫路まで1時間、神戸まで1時間の計2時間の電車旅 でした。

尼崎からの自走の道中、昼過ぎの大阪の気温はえらく高く、日差しも夏のよう。自販機で飲み物補給しつつ帰りましたが、こりゃブルべ参加者も大変だなと思っていました。結局雨の予報は何だったのか?(^-^;;

のんびりヘロヘロと淀川河川敷を走り橋本駅まで戻り、結局走行距離はブルべ+αで500kmくらいになりました。600kmだと更にしんどいわけです。私にはハードル高かったですね。

そして翌日。思いっきり水便となり、症状からはどうもウィルス性胃腸炎のよう・・・
ブルべの最中に発症したら悲惨でしたので、まぁウンはあったということで。


(批判のコメントはご勘弁ください。m(__)m)