2015年6月21日日曜日

BRM613 AR中部600km 二日目 とりあえずホッとしたけど、帰れない・・・


夜に入って、懸案は仮眠ですが、作戦は「行けるところまで行って、我慢できなかったら寝る」です。(^-^)

320km地点のPC4ローソンを越えてから、かなり眠くなってきました。前日の睡眠時間の短さが効いてきたようです。
コンビニの駐車場で10分くらい横になって休みます。コンビニの有難さが身に沁みます。
そうこうすると山中温泉に突入。真夜中ですが、旅館が多いので街燈も多く、走りやすい道路を進みます。 そして、377km地点のPC5サークルKに到着。

さすがにもうそろそろちゃんと仮眠とったほうがよいと思ったので、場所を探しますが、ここのコンビニの駐車場は狭く、さらに走り屋さんのクルマで占有されていたので無理め。辺りも旅館ばっかりで、玄関前で寝るのはちょっと難しそうなので、少し先の道の駅山中温泉に行くことにしました。

道の駅に着いたらすでにベンチで4名様ご就寝中。音をたてないように場所探し。
ベンチの空きが1つだけあったので、横になり、スマホのタイマーを1時間にセットして目をつぶります。寒さは感じなかったのでアルミホイルはなしにしました。とりあえず1時間寝てみて、起きた時の眠気の程度で更に寝るかを決めることにしました。

微妙に眠れません。少しゴソゴソしたのち何とか眠りについたのですが、他のひとのアラーム音で目が覚めてしまいました。結局睡眠時間40分程度。少し粘って眠れろうと努力しましたが、ダメです。しょうがないので、出発することにしました。他のベンチ組はすでに出発済みで、駐車場の端には、寝る前にはいらっしゃらなかったアルミホイルな方々が数名ガサゴソしてらっしゃいました。音をたてないようにコソっと出発。仮眠を早めのタイミングでとる人たちは、金沢の健康ランドあたりで休んでいると思われ、山中温泉で仮眠している人数は少な目に感じました。

温泉街を抜けると、クルマも通らず、明かりもない山間部へ。淡々と200mほどの峠を越えます。気温は20度近くあって湿度も高めなため、寒さは感じません。峠を越えると福井県突入です。

福井県の平野部に出ると朝になりました。、早朝の田園風景を抜けて、おおよそ410kmくらいで再度日本海に出ました。
ここから越前海岸をひたすら南下します。
和歌山の海沿いと違い平坦で、くわえて風がなかったので平和に走れました。逆に変化がなくて、距離のことしか考えなくなるので、精神的に苦痛になります。また、ここら辺から手のひらやお尻の痛みが気になってきました。

海岸沿いを30kmくらい走って450km地点のPC6サンクスに到着。朝飯を食べて一息つきます。他の参加者やスタッフと天気の話をしましたが、天気予報では雨は大丈夫そうで、温度が高め、風は1~2mくらいとのことでした。まぁまぁのコンディションです。但し、すでに日差しはちょい強めです。

出発して少ししたら、敦賀半島が見えてきました。(最初丹後半島かと思ってました。(^-^;; )
そして、弱いですが向かい風になり、遅いペースがさらに遅くなります。そして、道は左右に曲りますが、景色がほとんど変わらぬまま30km。500km近く走ったあとだと、精神的に少々きついです。


越前海岸も終わり、敦賀港へ。大きなタンカーが見えました。


 写真では分かりにくいですが、タンカーに上から接続されている構造物が、びっくりするくらいでかいです。
敦賀市街地を抜けて、国道8号線で琵琶湖を目指します。ずーっと平坦な海岸線でしたので、久しぶりの登りです。最初かなり強めの向かい風で難儀しましたが、山間部へ入ると風は気にならなくなりました。距離10kmで200mほどの登りですので、きついわけではないですが、さすが一桁国道、クルマの通行量が多くてスピードも速いので、ちょっとストレスになりました。

やっと登り切って、稼いだ高度を一気に下って、琵琶湖へ。やっとここまで戻ってきたという感じです。自分がどこにいるかイメージしやすく、ちょっとホッとしました。
また、山間部へ入りますが、トンネル地獄の始まりでした。長いし、交通量あるし。

八草トンネルは微妙な登りで一直線。
途中距離表示があって、長さが分かりました。トンネルを登りで3kmはつらいです。
トンネル越えて、岐阜県突入。



揖斐川町でダム管理事務所に入りやすそうだった横山ダムへダムカードもらいに寄りました。
ここでもダムカレー情報が・・・日吉ダムでダムカレーを食いそびれた記憶がよみがえります。


 ダムカレーは全国にあるらしいです。
みなかみダムカレーのごはんの盛り方で3種類という強引さが素敵です。食欲もそれほどなかったので、今回はスルーします。

568km地点のPC7のローソンで昼飯を食べて、一息つきました。
あと40kmで貯金も十分だったので、ちょっと安心もしましたが、早くゴールして解放されたい気持ちでいっぱいででした。家で風呂入ってビールぅ~~~~~。

このあと、岐阜市や各務原市の市街地で、日曜夕方の渋滞に辟易しながらも、何とか明るいうちにゴールできました。

ゴールして、思ったよりうれしさはなく、何よりホッとしました。手のひらとお尻がちょっと痛かったですが、それ以外はそれほど疲労もなく、さくさくっと片づけて帰路につきました。家まで3時間程度のはずなので、9時頃には風呂入れるか?

ところが、岐阜各務原ICから高速のった途端に猛烈な睡魔が・・・
あわててパーキングエリアに入り、仮眠をとりました。1時間ほどで起きて、再出発。

しばらくは大丈夫でしたが、米原JCT越えたあたりで再度眠くなってきました。
金曜土曜あわせて3時間も寝ていないのに、600km走ったので当然といえば当然ですが・・・

耐えられなくなり最寄りのサービスエリアに入り仮眠をとりました・・・  そんでもって起きたのが4時間後。日付が変わってました。orz

結局帰宅は3時くらいになり、家族を起こさないように家に入り、風呂入って寝ました。2時間ほどで起きて仕事に行かなければなりませんが、そこまで仕事熱心ではないので、月曜は仕事を休すんでゆっくりしました。寛容な会社に感謝です。

今回は、山と川、山と川田んぼ、田んぼ、海、海、トンネル、トンネル、睡魔、睡魔というブルべでした。とりあえず、怪我や事故なく完走して帰宅できましたのでOKということで。

BRM613 AR中部600km 一日目 SRへの未練というやつですかね・・・

6/13に開催されたAR中部の600kmブルべに参加してきました。何とか完走でき、SRの申請ができることになりました。

今年は2月から始まったオダ近の泉佐野シリーズで200、300、400ときましたので、6/6の紀伊半島1周600kmで締めるつもりでエントリーしたものの、諸事情でDNS。
SRリーチでしたので、深く考えずにエントリー可能だった5/23の京都600kmに出たものの、大山越えたとこで玉砕して初DNFと初輪行。

来年でいいやと一旦あきらめたものの、BRMのスケジュールながめつつ考えました・・・
秋の広島、岡山・・・ この獲得標高は絶対無理。(-_-)
お、中部で6/13にあるぞ。コースプロファイルは厳しめではなさそうだ。
遠征はしたことないし、さてどうしたものか・・・ (締切1時間前)ちょっとお茶でも飲んでかんがえるか。
(10分程度経過)
うわ、終わってる。定員に達した? あーあ、来年来年。
でもなー、中部の秋はなかったか? お、6/13終わってないやんけ。(-_-)
ブラウザのキャッシュの期限切れ? とりあえずできるうちにエントリーだけ・・・ ふぅ・・・
ということで初遠征決定。

当日定時すぐに仕事をあがって家からクルマで近畿道で名古屋を目指します。

いきなり名神の吹田-大津が工事で通行止め。一瞬パニックになるも、第二京阪から京滋バイパスで抜けれてセーフ。第二京阪は今まで見たことがないくらい大量のトラックが走ってました。

スタート地点のすいとぴあ江南に到着したのが、0:30過ぎ。でも寝れない・・・ クルマのシートでゴロゴロしているうちに何とか寝れましたが、予定より早めに起きてしまい、正味1時間半くらいしか眠れず。遠征失敗の予感が漂います。

最初のころは2、3台だったクルマが次々と集まり始めます。

4時から受付開始。

 本日のセットアップ。
京都600km終わってすぐにコンポ移し替えて、1回20kmしか走っていないフレーム。(だって、ブルべはしばらくいいやって思ってましたんで。)
暑そうなので、バックパックやめるために大き目サドルバックを物色し、到着してから2日しか経っていないTimbuk2のSONOMA SEAT PACK。雨装備入れてないのに余計なものいっぱい詰め込んでふくらんでいる・・・

初物ばかりになってしまいました。どうなんでしょうね?(^-^;;

そんなこんなでブリーフィング→車検→スタート。
まだ5時過ぎなので朝日がきれい。車も少なく快適に北上します。
 右手に犬山城。なかなか雰囲気のある風景。
 山へ突入。車が少なく快適。ちょい温度高めで、日中の暑さが不安になってきました。
73km地点のPC1の道の駅和良(わら)。(笑)? 鳥よけでカラス(ダミー?)が逆さ吊りしてあって少々びっくり。
温度も少し高めで、寝不足もあり、体がだるいというか、もひとつキレなし。

ダラーっと走り、前半2つある大き目の峠、その一発目、堀越峠。
 二発目、蛭ケ野(ひるがの)峠。
斜度はそれほどきつくなかったので、両方とも淡々と登り、淡々と下ってこなしました。

133km地点のPC2デイリーヤマザキについて昼飯食べてから、ツイッターチェックしたら、三船さんリタイヤとな。???状態に。(あとでスタッフの方に確認したら、メカトラというか電気トラブルとな。)

少し体も起きてきたようで、ちょっとペースアップ。但し、今度は暑さが。
少々ばて気味の中、御母衣湖到着。荘川桜という立派なサクラの前を通過。シーズンならさぞ見事でしょう。

 そんでもって御母衣ダムに。
日本屈指のロックフィルダムだそうで、なかなかの迫力。
 当然ダムカードをゲットしときました。

そのまま北上を続けていると、合掌造りの家が。
で、白川郷に到着。
少し行くと両脇にお店が並ぶ目抜き通りになっていて、観光客いっぱい。中国からのお客さんもいっぱい。

 合掌大橋で富山県に突入・・・と思ったら500mくらいで岐阜、さらに3回ほど富山、岐阜と県境をいったり来たりして、富山県へ。ややこしい。
富山に入ってもひたすら山と川、ダムを見ながら北上。風光明媚ですが、ちょっと飽きてきました。
途中、きわどい道も。
そんなこんなで富山の平野へ。田んぼー。ひたすら田んぼー。いやになるくらいまっ平らで田んぼー。
やっと市街地に入り、趣のある倉庫街を通過。
路面電車。
そして日本海。
263km地点のPC3ローソンに到着。夕飯だー。氷見の海産物だー・・・とは思ったものの、何も考えていなかったので、お店のあてがなくウロウロ。
 そうこうしてたら、他の参加者の方に声をかけていただき、白エビのかき揚げのお店へ。
が、お店は休み・・・ さて・・・

とりあえず道の駅氷見へ行けば何か食べられるだろうということで、へこへこと目指します。
ありました回る寿司。白エビの軍艦巻きやらを食べて再出発。


氷見は藤子不二雄A先生の出身地とのことで、忍者ハットリ君の絵や、歩道にキャラクター像がありました。
能登半島の根元を横断して、金沢へ。走行距離も300kmくらいで、ほぼ半分来たことに。

金沢医大手前の立派な橋、内灘大橋。夜間走行の始まり始まり。